法定後見とは?
認知症などで、判断能力が不十分になっている方のサポートをするための制度です。
家庭裁判所に申し立てをし、後見人は家庭裁判所より選任されます。
本人の判断能力の状態により、重いほうから「後見類型」「保佐類型」「補助類型」の類型
に分類されます。
法定後見をすると?
・訪問販売、悪質リホームから守る
・老人ホームへの入居金のため、認知症の親の家を売却する
・親の年金を不正にとる兄弟から年金を守る
などが、出来るようになります。
法定後見手続きの流れとは?
1.相談、受任
↓
2.診断書を取得
↓
3.申立書の作成
↓
4.家庭裁判所に申立て
↓
5.裁判所が成年後見人を選任
↓
6.法定後見の開始
法定後見Q&A よくある質問
Q:「後見人の報酬はいくらかかるのかしら?」
A: その方の財産の状況を考慮して、裁判所が決めます。
今後の生活に、支障の無い範囲の報酬になります。
Q:「後見人にはだれがなるの?」
A: とくに、後見人になるための資格というのはありません。
親族の方でもなれますし、専門家(司法書士、弁護士、社会福祉士など)に
まかせることもできます。
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